
SWELLで記事下に表示される「関連記事」。
デフォルトでは8件表示されますが、カスタマイザーからは変更することができません。
この記事では、関連記事の表示件数を変更する方法と、
使えるフック(swell_related_post_maxnum
と swell_related_posts_args
)の違いを分かりやすく解説します。
関連記事の件数を変更する方法
最もシンプルな方法は、SWELLが用意しているswell_related_post_maxnum
フックを使う方法です。
以下のコードを、子テーマの functions.php
に追加してください。
子テーマを使用していない場合は、Code Snippets プラグインを使ってもOKです。
関連記事の表示件数を6件にするサンプルコード
// SWELL関連記事の表示件数を6件に変更
add_filter( 'swell_related_post_maxnum', function( $num ) {
return 6;
});
これで、全ての記事下に表示される関連記事が 6件 に変更されます。
最もシンプルな方法
swell_related_post_maxnum
とは?
このフックは、関連記事の「最大表示件数」だけを変更するためのものです。
SWELL内部で関連記事クエリを作成する前に呼び出されるため、安全に件数だけを変えられます。
- できること:件数の変更
- できないこと:並び順、カテゴリー絞り込みなどの変更
- メリット:安全でテーマアップデートにも強い
単純に「関連記事を〇件にしたい」だけなら、これが一番おすすめです。
もっと細かく制御したいときは
swell_related_posts_args
もし「件数だけでなく、並び順や条件も変えたい」場合は、
もうひとつのフック swell_related_posts_args
を使います。
add_filter( 'swell_related_posts_args', function( $args ) {
$args['posts_per_page'] = 6; // 件数
$args['orderby'] = 'rand'; // ランダム表示に変更
return $args;
});
このフックでは、関連記事を取得する際の WP_Query の引数($args)全体を変更できます。
並び順をランダムにしたり、特定のカテゴリーだけに絞ったりと、より自由なカスタマイズが可能です。
ただし、内部の仕様に影響する可能性があるため、内容を理解している中〜上級者向けです。
どちらを使えばいい?
フック名 | 主な用途 | 変更できる範囲 | 安全性 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
swell_related_post_maxnum | 件数の変更 | 件数のみ | ◎ 高い | シンプルに件数を変えたい人 |
swell_related_posts_args | クエリ全体の変更 | 件数・並び順・条件など | △ 慎重に | 高度なカスタマイズをしたい人 |
- 「関連記事に表示させる件数を変更したい」だけなら
swell_related_post_maxnum
- 並び順や表示条件を変えたいなら
swell_related_posts_args
コードは必ず子テーマまたはCode Snippetsに追加するのがおすすめです。
まとめ
SWELLは公式に多くのフックを用意してくれているので、ちょっとした調整もコード1〜2行で簡単にできます。
自分のサイトに合わせて、関連記事の見せ方を整えてみてください✨
補足:functions.phpを編集する前に
テーマファイルを直接編集する場合は、バックアップを取るか子テーマを使用してください。
SWELLアップデート時に上書きされるのを防げます。
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