【WordPress】リストの連番を任意の数字から開始する

WordPressで記事を書いていると、番号付きリスト(ol要素)の連番を途中の数字から始めたい場面があります。
例えば、手順の途中で画像や説明文を挟んだ後、番号を続けて表示したい場合などです。

今回は、WordPressのブロックエディタでリストの開始番号を任意の数字に設定する方法をご紹介します。

目次

リストの開始番号を変更する機能は、WordPress標準のブロックエディタ(Gutenberg)の機能です。
特別なプラグインやテーマは必要なく、WordPress 5.0以降であれば、どのテーマでも利用できます。

SWELLをはじめ、Cocoon、JIN、SANGO、Lightning など、ブロックエディタに対応したテーマであれば、すべて使用可能です。

ブロックエディタの標準機能を使って、簡単に連番の開始番号を変更できます。

手順

  1. 番号付きリストブロックを選択する
  2. 右側のサイドバー「ブロック」タブを開く
  3. 「リスト設定」セクションにある「初期値」の項目を探す
  4. 任意の数字を入力する

これだけで、リストの開始番号を自由に設定できます。

例えば、以下のような使い方ができます。

例1:手順の途中で説明を挟む場合

手順1〜3

  1. 材料を準備する
  2. 野菜を切る
  3. 鍋に水を入れる

ここで重要なポイントを説明…

手順4〜6(開始値:4に設定)

  1. 野菜を入れる
  2. 15分煮込む
  3. 味付けをして完成

このように、途中で説明やヒントを挟んでも、番号を続けて表示できます。

例2:複数のセクションで連番を続ける

章ごとに内容を分けながら、通し番号で表示したい場合にも便利です。

基本設定

  1. アカウントを作成
  2. プロフィールを設定

詳細設定(開始値:3に設定)

  1. 通知設定を変更
  2. プライバシー設定を確認

カスタムHTMLブロックを使えば、より細かい制御も可能です。

html

<ol start="5">
  <li>5番目の項目</li>
  <li>6番目の項目</li>
  <li>7番目の項目</li>
</ol>

start属性に任意の数字を指定することで、開始番号を設定できます。

WordPressのブロックエディタでリストの連番を任意の数字から開始する方法をご紹介しました。

  • WordPress標準機能なので特別なプラグインは不要
  • ブロックエディタの「開始値」設定で簡単に変更可能
  • 手順説明や長い記事で特に便利
  • HTMLで直接指定する方法もある

この機能を使いこなせば、より読みやすく分かりやすい記事が作成できます。ぜひ活用してみてください。

CSSでの調整はこちらの記事をご参照ください。

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